こんにちは、Retaです。
まともな記事を書くのは久しぶりな気がしますね。
今日はオーバーフローを用いた変異ブリーディングの方法についてご紹介いたします。
ARKにおける突然変異の仕組みと基本的な変異ブリーディングについては別記事で解説しています。
知っておきたい知識
ブリ―ディングをする際に覚えておきたい必須知識として、恐竜のステータスを確認する方法を覚えておきましょう。
ステータスは外部ツール「ARK Smart Breeding」「孵化装置」で確認することができます。
変異個体を調べる&孵化させるのに便利な「孵化装置」
孵化装置はエングラムを取得するのに89レベルに達していないといけません。
まあ、恐竜を厳選するくらいですからとっくに89レベルなんて超えているとは思いますが...
この装置は、恐竜が卵から生まれる前にステータスを確認することのできる機械です。
孵化装置なので孵化させることもできます。
生まれる前の卵が変異しているかどうかを事前に調べることができるので便利な装置です。
ブリーディングに必須なツール「ARK Smart Breeding」
個体の情報をエクスポートしてそれをASB側に取り込むことによって個体の詳細情報や血統、ブリーディング計画などブリーディングの手助けになる様々機能が搭載されています。
ARK Smart Breedingは非常に多機能な外部ツールです。これさえあれば今後のブリーディングには困らないでしょう。
気になった方は是非ダウンロードしてみてください。
オーバーフローを用いた変異ブリーディングとは
基本的に、ステータスを合わせてオーバーフローさせた生物のオスとステータスを合わせた大量の普通のメスを用意し、その個体の本来行える変異の回数母系父系合わせて40回の限界を突破して強い個体を作ることを言います。
オーバーフローは「OF」と略されることもあります。
私が実際にギガノトサウルスをオーバーフローさせて攻撃力の変異を続けていた方法を紹介します。
そもそもオーバーフローって何?
オーバーフローとは、ステータスの変異している恐竜同士を交配させて、その子供同士をまた交配させて...というのを繰り返し、変異数を増やし、最終的にマイナスにさせることです。
変異数をマイナスにするとどうなるのか?答えは簡単です。
本来は母系父系合わせた変異回数40回分しか伸ばせないところを、好きなだけ変異させてステータスを伸ばすことができます。
なんでオーバーフローさせると上限を超えて変異できるの?
変異数をオーバーフローさせると上限がなくなる理由は、変異数がマイナスになっているためシステムが勘違いし、実際には変異が上限を超えていてもシステム上は上限以下とみなしているからです。
以下の例をご覧ください。
そのため、実質無限の変異ができるようになるというわけです。
公式サーバーでは変異数をオーバーフローさせてステータスを極限まで高めた個体が出回っています。
オーバーフローのやり方
変異数はとにかく生まれた個体同士をどんどん交配させていくのを繰り返すと倍々に増えていきます。ドラえもんの道具の「バイバイン」みたいに。
最初は変異数が1なので、変異数1同士を交配させた場合は変異数2に、変異数2同士を交配させて変異数4に、4同士を交配させて8に、16に、32に...それを繰り返すとやがて変異数がとんでもないことになってきます。
最終的に変異数2,147,483,647回を超えると変異数がマイナスになり、オーバーフローが成功します。
1 | 256 | 65,536 | 16,777,216 |
2 | 512 | 131,072 | 33,554,432 |
4 | 1,024 | 262,144 | 67,108,864 |
8 | 2,048 | 524,288 | 134,217,728 |
16 | 4,096 | 1,048,576 | 268,435,456 |
32 | 8,192 | 2,097,152 | 536,870,912 |
64 | 16,384 | 4,194,304 | 1,073,741,824 |
128 | 32,768 | 8,388,608 | 2,147,483,647 |
ここで疑問を持った方もいるかもしれませんが、オーバーフローをする際、1+1=2、2+2=4、4+4=8、8+8=...と続けていくと、同じ変異数のオスメスの両方を必要としなくてはいけなくなってしまうため、何度も揃えるのは非常に手間です。
実際は、1+1=2、1+2=3、3+2=5、3+5=...と、有り合わせの個体で交配していく方が早く終わります。
私はだいぶ前によくわからないままギガノトサウルスのオーバーフローをやったことがありますが、説明を見てもよくわからない!という人は私のように変なことを考えずにひたすら交配させ続けましょう。いずれマイナスになりますので、そこがゴールです。
交配の回数は30回以上かかるのでかなりの根気が必要です。
父系母系の変異数がそれぞれ20を超える前は勝手に変異する可能性があるので一応注意。
(例)20回変異した個体をオーバーフローさせてみる
私はオーバーフローを行う前に、まず変異を20回行いました。
(20回という回数はあくまで目安で、19回でも17回でも25回でも特に問題はありません)
順番の観点で言うと、先に20回変異を推奨する理由は、途中で挫折してしまう可能性があるからです。
もし、オーバーフローした後にめんどくさいからもうやりたくない!ってなって変異が16回とかで止まってしまったら、20回以上変異させるはずだったのに、オーバーフローさせた意味がなくなってします。
もし「自分は50回以上は絶対変異させるんだ!」など目標があり、挫折しない自信がある人ならオーバーフローの後に取り掛かっても問題ないと思います。
変異を20回でやめる理由
変異数を40回ではなく20回で止めている理由は、区切りがいいのと、どちらかの系統を20回上限まで変異させてしまうと、変異する確率が半分になってしまうからです。
↑何気に重要な内容ですね。
変異済み個体の変異数オーバーフローの手順
20回変異したステを引き継いだ親を交配させて、そこから生まれた子を親と交配させ、さらにそこから生まれた孫と子を交配させるという手順を何度も繰り返します。
すると、ステータスは上がりませんがどんどん変異数が倍々になっていくのがわかると思います。
これを変異数2,147,483,647回を超えるまでひたすら続けます。
それを超えると、変異数にマイナスが付き、オーバーフローした状態になります。
マイナスになったら、オーバーフロー成功のため、これを変異個体として使用して変異させていきます。
オーバーフロー変異個体のオスを今まで通り変異させていく
変異がマイナスになった個体は、マイナス分ほぼ無限に変異できると思ってもらって大丈夫です。
通常通り変異を進めていきましょう。
しかし、ステータスの上限値は255ポイントであるためそれ以上はどう頑張っても上がりません。
また、公式サーバーではマップに存在できるレベルに制限が設けられています。
オーバーフローを用いた変異ブリーディング方法のまとめ
記事で重要な部分をチェックしましょう。
記事の内容を振り返る
- オーバーフローとは変異数マイナスの状態のこと
- オーバーフローは変異した個体で交配を繰り返すと起こる
- オーバーフローを利用して実質無限に変異を伸ばせる
オーバーフローを利用することで限界突破した強い変異個体を作ることが可能です。
変異させて理想の強い個体を作るまで長い年月がかかり、道のりは長いですが、それに見合った強さを手に入れることができます。
強い個体でPvP・OSD・ボス戦・肉集めで敵を圧倒しましょう。
以下が記事の要点です。気になる項目はおさらいしておきましょう。